乳幼児期に、人として生きていく上で一番大切な根っこ（土台）を育んでいきたいと思っています。
子どもは本来、大きな生きていく力を持っています。
遊び込む力、熱中する力、好奇心を抱く力により日常生活の中で、病気をしたり、転んだり様々な体験をしながら育っていきます。当保育所では、乳幼児期の大きな成長の中で、この生きる力「根っこ」をしっかり育むことにより、自ら幸せに生きていける一歩を築く事ができると考えています。
１．人とのかかわりを育む保育 ～一人ひとりとの応答愛着関係を大切にします～
①子どものあるがままを受け入れ、愛着関係をしっかり紡ぐ応答的保育の実践を基本としている。
②「自分は愛されている」という安心感を持っている子は、勇気を出して道の世界への探索活動にできることができる。
③徐々に自己と他者を確認し、世の中との関わりを学び、将来にわたって幸せに生きていくための土台を培っていく。
２．自発性・自主性を育む保育 ～一人ひとりの発達、基本的生活習慣の自立を大切にします～
①子どもが自ら育つ力を信じ、子ども自ら選択し、その選択によって活動することを大切にしている。
②「子どもの伸び時」を見守り見極めながらサポートし、自発性・自主性を育んでいく。
③子どもから自然に芽生える「やってみたい」という気持ちや意欲を大切にし、
その子なりの発達に合わせて根気よく「基本的生活習慣」自立を援助していく。
３．豊かな感性・想像力が育む保育 ～一人ひとりの遊びのバランスを大切にします～
①子どもにとって何よりも大切な遊びを通して、知的発達を促し、たくましく育つための「根っこ」を育んでいく。
②子どもの未来を見据え、一人ひとりの発達・成長を「育ちと学びの物語」と捉え、遊びこんだり作り出したりすることを大切に
③安心・安全な遊びの環境を常に構築しながら保育していく。
◎心も体も元気な子ども
基本的生活習慣を身につけ、居心地のよい環境を整え、よく食べ、良く遊び、よく眠り、のびのびと毎日を過ごすことが出来る事で心も身体もすこやかに過ごすことができます。
◎自分も友達も大切にする子ども
子ども達は、保育者、地域とかかわりあい、自らが愛され、認められ、満足できます。自己肯定感がたかまることで相手を大切にすることが出来るようになります
◎やってみたいでじっくり遊ぶ子ども
自分が安心できる場所を獲得し、保育者が子どもの好奇心や選択を保証する事により、自発的に動きだし、成功、失敗を繰り返しながら、成長をしていきます。
◎出会いの中で心を動かし表現する子ども
様々な出会い（自然・文化など）に、人として豊かな感動や表現力を獲得できます。